フィールドでの電波(RF信号)をそのまま記録し、再生することで受信環境をそのまま再現。
データは任意の場所で繰り返し再生可能。
受信機の試験、受信状況の調査や受信障害の原因究明、また解析用などに最適。
用途に合わせて、小型RFキャプチャ＆プレイヤー(4420A)と4ダイバーシチ対応RFキャプチャ＆プレイヤー(4422A)の2機種をラインナップ。
　

※本装置は高周波信号解析や受信機評価試験の目的で製作されております。
本来の目的以外での使用はしないでください。またコンテンツ複製目的での使用は禁じられております。

• 製品の性能評価

記録したRF信号をデータライブラリ化し、同一条件下での受信機の受信性能評価が容易

• 受信障害対策

受信障害が起きている場所の電波(RF信号)を記録し、開発環境の整った場所で電波を再生させることで、受信障害が起きた現場に行くことなく、電波状況の解析と受信障害を起こした機器の対策を行う事が可能。
トリガー機能を使用することで、極稀に起こる電波の状態を監視し、現象が起きた時に逃さず記録することも可能。

• ダイバー対応の機器のフィールドの疑似評価

ダイバーシチ対応しているため、カーテレビなどの複数アンテナの機器の評価にも使用可能。(※4422Aのみ対応)

【RFキャプチャ＆プレイヤー(4420A)の操作画面】

• 記録/再生部を小型・軽量な筐体に収納

(サイズ：W：210×H：61×D： 260［mm]/3kg）

• 帯域幅は１MHｚ、８ＭＨｚ、２４ＭＨｚ、４０ＭＨｚ、５４ＭＨｚから選択

  （※４０ＭＨｚと５４ＭＨｚはハーフレートモードのみの対応）

• 記録時間はオプション24ＴＢｙｔｅのＨＤＤを使用した場合、24ＭＨｚ帯域で48時間。
• 制御はＰＣから行い、操作性及び視認性に優れたユーザーインタフェース。
• オプションのＤＣ－ＤＣアダプタを用いることで、ＤＣ＋１２Ｖにて使用可能

  (※オプションにより、50kHz～30MHzに対応可能。）

【RFキャプチャ＆プレイヤー（4422A) の操作画面】

• 周波数は、100kHz～30MHz 及び 30MHz～1006MHzに対応
• 帯域幅は、1MHz, 8MHz, 24MHz, 30MHz（100kHz～30MHzのみ）から選択。
• ソリッドステートドライブ(SSD)を1TByte標準搭載。

  最大２TBbyteまで増設可能（オプション追加時）

• eSATAポート、USB3.0ポート搭載
• スペクトラム表示機能により、信号のスペクトラムを確認しながらの記録・再生が可能です。

  （操作は制御用PCから行います）

• RF信号をキャプチャする際、記録時のレベル設定を自動的に行うAuto Cal機能を搭載しています。
• DC+12V入力に対応　（外部バッテリーは別途ご用意ください）